2007.06.24 Sunday
▼ ここまでの戦い
[ 阪神 ]
打撃陣の不振というのも大きいものがあるものの、その部分に関しては、まだ対応できる範囲内ですね。
林・今岡・鳥谷・金本・赤星あたりは、この辺の成績でもおかしくない成績の選手(調子が悪くても、ここまではやれるという意味で)。金本は、この時期はこんなものだし(もう少し暑くなってから伸ばしてくる)、打点はリーグ2位だし。誤算はシーツくらいじゃないかと。その分、狩野が矢野級の打撃力が期待できそうという嬉しい誤算もありますし(ただし、リードの勉強は忘れないで欲しい、そっちがメインなわけだし)。 問題は、なんといっても投手陣。一見、チーム防御率3.97とまずまずの成績を残しているように見えるけども、この数字は参考にならないでしょう。 先発がある程度頑張っての3.97なら、もっと上にいるはずです。 その証拠に規定投球回数に到達している先発陣が0です。 一番投球回数が多い下柳で61.2回。二番目に多いジャンで54.1回。 単純に登板回数で割ると下柳で5.1回、ジャンで4.918回。 あとのメンバーは1試合平均4回もたないということになっています。これでは勝てません。むしろ、今の位置にいるのが不思議なくらいです。 久保田の投球回数(47回、チーム5位で4位の福原とは0.1回差)の多さは尋常ではないです。 このままでは、夏場にドッときます。死のロードで一番下なんてこともありえます。なんとか先発陣には奮起してもらいたいところ。今、この位置で踏ん張っているのは、中継ぎのおかげ。首位まで10敗差。まだ何とかなる数字です。 交流戦も終わり、当面はオールスターまで中継ぎを休ませるような形のゲーム展開を期待します。勝ち負けはこだわらず。中継ぎが休める=最小失点で最低限ゲームは作っているのだから。 とりあえず、完投が1っていうのをなんとかしましょう。 |